被災したとき、持ってて良かったー
今週のお題「平成を振り返る」
平成14年から、毎日のように使っているプチ精米機。
6800円で購入して、現在も現役です(*^-^)
玄米を 7分つき 5分つき 精白米 無洗米などに精米することができます。
2合から4合まで。
震災に遭遇した日は、水道とガスが止まり、、、
自宅は赤紙(長時間の侵入は禁止)
余震が続く中で 車庫に電気コードを引き、炊飯器を持ち出し、
普段は7分つきにするのですが、真っ白な無洗米にして、買い置きしていたペットボトルのお水で炊きました。
自家製の梅干しを入れ、ラップでくるんでおにぎりにして、親しい方々に届けました。
ちびっ子には、白いおにぎりに ふりかけを1つ袋ずつ(^-^)
何年も経ってから、あの日のおにぎりが嬉しかった、と言われました。
あの頃、私は、アンパンマンマーチをよく歌っていたらしいです。
『そうだ!うれしいんだ、生きる喜び たとえ胸の傷が痛んでも🎶』
あの日、、、手のひらが真っ赤になるほど、おにぎりを握りました。
3合ずつ4回、炊きました。
私は、おにぎり作りに救われました。
不安や悲観、脱力という辛さに苛まれたのは、ずっと後になってからです。
おにぎりが繋いでくれた『ご縁』に、後々、何度も救われました。
無洗米が作れなかったら、
お水の備蓄が無かったら、
水がほとんど無かったあの日、
おにぎりを握ることはできなかったと思います。
無事を喜び合ったり、余震の恐怖に抱き合ったり、手のひらは、元気が行ったり来たりする場所だなぁ、と思います。
握手っ!